キューブパズルから感じたこと
昨日、ミュージックケアのプログラム前に、Mさんが持参した「知恵の輪」を
「あーでもない。こーでもない」とスタッフも一緒にやってみました。
久々にやってみると、意外と難しい…。
「そう言えば、キューブパズルあったなぁ。」
と眠ってた知育玩具を出してやってみることに。

まず挑戦したのはM君。
一筋縄ではいかず、組み立てては崩して…を繰り返していました。
「あ、惜しい…!」

格闘すること数分。
「できた!」
その後に言葉が溢れ出ます。
「うわぁ、すっきりした。今週で一番うれしいことかも。」
こうしてはいらんねぇ、とスタッフもチャレンジしてみます。
こういうの、苦手やねんなぁ、アホさを実演するようなもんやけど…。
「やってみたい」意欲に駆られました。
かちゃかちゃかちゃ…。
性格的にあまり深く考えない特性が出て、なるように組み立ててたら、もちろんできません!!
「あ~合ってる。いや違うねんなぁ。」
「そこ、向きが違う。」
「あ~もどかしい。」
などなど、他のスタッフからしばしば愛ある野次?を受けながらの作業。
(追い詰められる~。アホさがばれる~)
と、ここで、天の声が…!
「山田さん(仮名)ならできるよ。あともうちょっと。頑張れ。」
横でM君に励まされ、かちゃかちゃすること数分…。遂に完成しました!!
この達成感、久々~。
このキューブパズルを通して、感じたことがありました。
毎日、家事に子育てに忙しいお母さん、
わが子に対して、
「早く」「もう」「…はしないで」などの声かけをしていませんか?
私もついついあります。
でも、
「大丈夫だよ」「できるよ」「応援してる」など人に安心感を与える言葉の力ってすごいんですね。
身をもって体感しました。
また、キューブパズルに挑戦したスタッフ、メンバーさんも
四角い形のパズルに手こずっていました。

他のパズルは凸凹してるので、空いたスペースに柔軟に対応してはめ込むことが出来るのに…。
凸凹パズルの中に、ひとつだけあるこのパズルは、
決まったスペースが空いた時にしかはめ込むことができない。
決められたことしかできないステレオタイプの人間と一緒やなぁ、と。
これからは個性のある人がどんどん活躍していく時代。
障がいがあってもなくても、
愛される人格で
自分の強みを持っていて、
柔軟に対応できる
そんな人たちが過ごしやすい世の中になっていくんじゃないかなぁ、と思いました。
この記事へのコメント
毎度毎度、面白く書いているな〜とスキマ時間の楽しみになっています!
これからもブログ楽しみにしています!