見え方も人それぞれ
なないろキッズでは、毎週木曜日のプログラムはアートです。
アートの目的は、
「想像(イメージ)と創造(クリエイト)する力」
「自己表現する力」を育むことです。
前回のテーマは「山」でしたが、
前回のブログはこちら→山あり谷あり
今回は、「夜」でした。
ゴッホの有名な「星月夜」をヒントに、
それぞれの「夜」を描いてもらいました。
この作品は、ゴッホには珍しい想像の風景画なんだそうです。
さて、ここから、メンバーさんの作品です。
まずは、ソロキャンプをしている夜を描いたTさん
「星をちょびっとつけた。工夫したところは流れ星!」と話されていました。
他メンバーからの感想に、
「色の彩度がハッキリしてて、絵本の絵みたい。」
「キャンプはしたことありますか?」の質問に、
少し怪訝な表情を浮かべて、
「キャンプはしたことあります。虫が…」と答えていました。(笑)
続いて、「夜」の文字を真ん中に、高層ビルと花火を描いたHさん
お気に入りのポイントは花火の色だそうです。
「字を絵具の筆で書いたの?」という質問に、
「鉛筆で下描きして色を塗りました。楷書っぽく書きました。」
と言っていました。
他メンバーからの感想に、
「花火とか、めっちゃきれい!」
「どうしたらそんなにうまく描けるん?」と質問するメンバーさん。
ご本人は謙遜してたので、スタッフから、
「いろんな物をよく見て、観察してると思うよ。」と解説しました。
夜空に浮かぶおうし座を描いたITさん
お気に入りは、淡い夜空の色だそうです。
他のメンバーさんからの感想に、
「青色の感じがいい!」と言われていました。
「どうやってその色を出したの?」という質問に、
「青と黒を混ぜて、水を多く混ぜて…」と答えていると、
他のメンバーさんから、
「水彩画ってそういうことか…」とつぶやいていました。
「なぜ、おうし座?」の質問に、
「今月、誕生月でおうし座にしました。」と答えてくれました。
未完成ですが、御堂筋のイルミネーションを描いたASさん
道→ビル→木の順番で、写真を見ながら描いたそうです。
「遠近法がすごい!」
「どうやったら、そんな短時間で描けるの?」と
感嘆の声が上がっていました。
大きいビルから小さいビルの順番で描いたと、
指でなぞって教えてくれました。
夜に立ち並ぶビルを描いたIKさん
工夫したところは、
「ビルに立体感を出した。」そうです。
空白は「電車を描こうと思った。」と話してくれました。
他メンバーからの感想に、
「現代アートっぽい。」
「Tシャツの柄になりそう。〇ニ〇ロで売ってそう。(笑)」や、
「真ん中のビルがシティーハンターっぽい。」と感想も。
「シティーハンターって??」と知らないメンバーさんがほとんどでしたが、
その感想に、アラフォースタッフの心くすぐられました。(笑)
グラデーションで夜空を描いたTaさん
工夫したところに、
「濃淡を意識して描いた。」というように、
グラデーションがとてもきれいです。
「完成する直前に流れ星を思いついた。」と語っているように、
閃きが流れ星のように降りてきたようです。
線香花火を描いたICさん
火の周りを円を描くように描いたそうです。
工夫したところは、火の玉を光っているように描いたそうです。
「一番の見どころのある場面を描けたところ」が
お気に入りのようです。
これからの季節にぴったりですね。
この日、誕生日を迎えたNさん
メインは、前の人物ではなく、
あくまでも窓の外の夜景だそうです。
すごく、細かく下描きをしていました。
「水彩画って難しい…」とつぶやいていました。
他メンバーからの感想に、
「キャラクターが立体的でかわいい。」
「月の色がきれい。」と言われていました。
クレヨンで色を重ねて描いたHYさん
「黒を薄く塗って、青を重ねて描いた。」と説明してくれました。
他メンバーからの感想に、
「雲がかかっているように見える。」
「満天の星空!」「澄んだ空。」
「雨になりそう。真ん中の青い部分が竜巻に見える。」
と、感想もいろいろ。
ご本人が、
「見え方も人それぞれ…」と、語ってくれました。
シンプルな絵だからこそですね。
本当に、見え方、描き方と人それぞれです。
「みんな違って、みんないい!」
と改めて思うそれぞれの「夜」でした。
夜の過ごし方も、人それぞれですが…
やっぱり夜は早く寝よう!(笑)
間もなく締め切り
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